たまりば

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Windows10にフォント消されたけどまあ理解できる
2017年04月16日 17:31

Windows8から10にアップグレードして使っていたマシンで、先日(2016/10/12)いくつかのフォントが消えていることに気づいた。

調べ物をしていて韓国語の字体を見たくなり、文字コード表でフォントをDotumにしようとすると、選択肢に無い。
Gulimでもいいかと思って探すとこれも無い。BatangもGungsuhも無い。
有効化していなかったかと思いfontsフォルダを見ると、無効ではなく存在しない。
この辺で焦りだす。
他の言語のフォントも怪しいと思い調べてみるとMingLiUもSimHeiも無い。なんだこれは。
ここまではWindows付属のフォントだがOffice付属のNew Gulimは…? と見るとこれはある。
すると消えたのはWindows付属のフォントのみなのだろうか。

ググるとWindows10でMS明朝が無いという投稿が見つかった。→Windows10のフォントにMS明朝がありません
「設定→システム→アプリと機能→オプション機能の管理」に「日本語補助フォント」のオプションがあるようだ。見てみると他にも各言語の「補助フォント」があり、ここからGulimやSimHeiなどをインストールできた。

ここにきてやっと何が起こったのか理解できた。
Windows10になって、各言語のフォントに「補助フォント」という概念ができたようだ。
そして基本的なフォントはデフォルトで全言語のものがインストールされるが、補助フォントは使用言語のもののみがインストールされるようになったのだろう。
その判断はまあ問題ないだろう。対応言語も多くなりフォントの容量も馬鹿にならない。

ここで問題になるのが旧OSからのアップグレードだ。
旧Windowsでは非使用言語の補助フォント相当も全て入っていたが、Windows10の流儀に合わせるためには存在してはいけない。だから消すと。
理解はできる。
消すにあたって、どのフォントを使っているかは判断のしようがないから、すべて消すことになる。
理解はできる。

理解はできるが、普通に使っていたファイルが消えるとなると他に何が消されたか分からないのが怖くてたまらない。
あるはずのファイルが見つからないという経験も何度かあった。まず間違いなく気のせいだろうが、Microsoftは自分の中でもうだいぶ信用を失っているので、本当に消されてもおかしくないと思ってしまう。

他にも、.NET2.0がWindows10へのアップデートに伴って消えるという問題もあるらしい。ああ嫌だ。
[note] Win10アップグレード後のVisual Studio 2005起動時エラーの修正について