スーパーマリオブラザーズの遊べる任天堂のゲーム機2025年01月20日 00:32
任天堂といえばマリオ、マリオといえばスーパーマリオブラザーズである。
このスーパーマリオブラザーズ、バーチャルコンソール含め何度か移植されているのと、任天堂のゲーム機自体の互換性もあり、様々なゲーム機で遊べる。
任天堂のゲーム機のうちどれで遊べるのかをまとめてみよう。
まず、
・スーパーマリオブラザーズ (ファミリーコンピュータ)
がある。
以下「初代」とする。
これからの移植を見ていく。
単純な移植でない主要なものに以下がある。
・スーパーマリオコレクション (スーパーファミコン)
以下「コレクション」とする。
グラフィックや音楽がスーパーファミコン向けにリメイクされている。
・スーパーマリオデラックス (ゲームボーイカラー)
以下「デラックス」とする。
グラフィックやステージ構成はほぼ初代のままだが、画面上の見える範囲が狭まっており、ゲーム性が大きく変わっている。
ごく一部の地形やキラーの速度など調整が入っている。
上3種からの単純な移植には次がある。
・ディスクシステム版
初代の移植。オリジナルとの差異については、「 -1面」の内容が異なるという話しか見つからない。初回の読み込みに時間がかかる以外は全く同一か、少なくともあえて言うほどでもない微妙な差異しか無いだろう。
「 -1面」については本来意図された内容ではないので差異とは考えないことにする。
・ファミコンミニ版 (GBA)
初代の移植。グラフィックは縦方向に6/8倍に縮小されているものの基本的に初代のまま。画面上の見える範囲も、若干周囲が欠けているがアナログテレビで表示する際にも欠けるのでだいたい同じ。
・Wii版スーパーマリオコレクション
25周年記念で発売された、コレクションのWii移植。たぶん内容は同一。
・スーパーマリオ25周年仕様Wii本体のおまけ
「?」ブロックが「25」になっているだけっぽい? 差異が小さすぎるので単純移植に含めた。
また、おまけとして収録されたものがある
・どうぶつの森+ (GC)
ゲーム内の家具「ファミコン」として初代が遊べる
そしてバーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineがある。
・3DS(初代)
・3DS(デラックス)
デラックスでの追加要素である通信機能が除かれている。
・Wii(初代)
・WiiU(初代)
・Switch(初代・コレクション)
勘定に入れていいものか迷うものに次がある。
・オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ (ディスクシステム)
TV番組とのコラボレーション作。敵キャラが各種タレントになっている他、ステージは初代と2の混合らしい?
YouTube動画など見た限り、たぶん初代のステージをすべて含んでいるわけではないのではないかと思うので、スーパーマリオブラザーズとは見なさないことにする。
他、ファミコンリミックスやスマブラX/forWiiUの名作トライアルなど当ゲームの一部のみを遊べるものもあるが、これらも含めない。
これらが遊べるハードを見ていこう。
・ファミリーコンピュータ(AV仕様ファミリーコンピュータ)
初代が遊べる
(ディスクシステムを使用すればディスクシステム版が遊べる)
・スーパーファミコン(スーパーファミコンジュニア)
コレクションが遊べる
・ニンテンドウ64
何も遊べない。
…公式には。
非公式には、2つ可能性がある。
1)
ポケモンスタジアムシリーズではポケモンのソフトが遊べるが、これはエミュレータで動作しており、他のゲームを動作させることも可能という情報がある。ワリオランド2を動作させている動画など見つかる。
ポケモンか否かはソフト名のみでチェックされており、これを書き換えるだけで起動するようだ。
ただしセーブはできないらしいが、スーパーマリオ初代にはセーブは無かったのでまあよいだろう。また、ソフトの容量も同じでなければならないような記述も見つかったが、ちょうどマリオDXの容量は(日本版)金銀と同一でありここは問題ない。
これが可能な場合、公式のソフトからゲーム本体でない僅かな変更を加えたソフトが無改造の本体で動くことになり。かなり「ニンテンドウ64でマリオが遊べる」と言ってよさそうな状況が作れる。
2)
どうぶつの森にはいくつかのファミコンソフトが遊べるエミュレータが内蔵されている。
そして、コントローラーパックにファミコンソフトを入れて販売する計画があったという情報がある。
長らく決定的な情報が見つけられずにいたが、最近アイスクライマーを動作させている動画が公開された。
Recreating Nintendo's Rarest Item
これにより、適切なデータを入れたコントローラーパックを用意することで本体側は無改造でプレイできる可能性がある。
なお、コントローラーパックの容量は32kB弱であり、スーパーマリオの40kBはそのままでは入らない。ファイル圧縮は多分できないだろうな…と思っていたのが、なんとできるということだ。
しかし残念なことにスーパーマリオは「just slightly too large」だという。だが、うまくすればあまり重要でない部分を削って32kB弱に収めてやることは可能かもしれない。
どの程度削る必要があるかによるが、例えばタイトル画面が崩れる程度で済めば十分「ニンテンドウ64でマリオが遊べる」と言ってよいだろう。
なお試しにスーパーマリオのROMファイルを普通にWindowsでzip圧縮したところ30.3kBとコントローラパックに収まるサイズになった。現代のPCより低い性能で扱うにはここまで圧縮できないのだろう。
ただ、気になる点として、初代どうぶつの森に搭載されたファミコンソフトは単純なもの(※)のみで、エミュレータの性能が低い可能性が考えられる。その場合マリオは正常に動かないかもしれない。
※部分スクロールがバルーンファイトのバルーントリップだけ。バルーントリップはスプライト0ヒットを使っていないようだ。またマリオの部分スクロールのスプライト0ヒットは位置が特殊でエミュレートしづらい。ファミコンミニでは変更が加わっている。
・ゲームキューブ
どうぶつの森+内にファミコン家具として初代が登場する
(ゲームボーイプレーヤーを使用すればデラックスが遊べる)
(ゲームボーイプレーヤーを使用すればファミコンミニ版初代が遊べる)
・Wii
コレクション(移植版)が遊べる
バーチャルコンソールで初代が遊べる
ゲームキューブのソフトに互換性があるので、上記どうぶつの森+のファミコン家具で遊べる
・WiiU
(WiiU用の)バーチャルコンソールで初代が遊べる
Wiiのソフトに互換性があるので、コレクション(移植版)が遊べる
Wii用のバーチャルコンソールソフトを移行できるので、Wii用バーチャルコンソールの初代が遊べる
・Switch
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで初代が遊べる
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineでコレクションが遊べる
・Switch2
Switchのソフトに互換性があるというのでおそらく少なくともSwitch同様。
・ゲームボーイ
何も遊べない。デラックスがカラー専用でなく白黒GBにも対応してくれればよかったのに。
できない理由はあるだろうか。初期のファミコンソフトであり特に複雑なテクニックは使っていない。同程度の性能のあるゲームボーイで動かないようにはあまり思えない。白黒4階調では見にくくはなるが遊べないほどではないのではないか…と思っていたのだが、コインと?ブロックのパレットアニメーションがゲームボーイでは使えないか。まあこれも無くても遊べないわけではないのだが、見栄え的に望ましくないと考えられたのだろうか。
DXで追加要素を入れるためにはカラー専用にする必要があったのかもしれない。
また、本体要素に限ってもカラー向けに書けば楽に書けるというのはある。
ゲームボーイで扱えるキャラ数はBG・スプライト合わせて384個。ファミコンでBG・スプライト各256個の計512個なのに比べると合計では少ない。これがカラーでは768個になり、ファミコンのキャラをそのまま移植できる。ゲームボーイで動かすならキャラグラフィックを書き換えながら動かすことになり、面倒になる。
ところで、Super Mario Bros Miniというファンメイドの勝手移植が存在する。このソフトはカラーのみで動かす想定ながら白黒GBでも起動はでき、色がおかしく一部見えないながら、一応動作はする。しかし白黒GBでは大いに処理落ちする。カラー用の処理(パレットの書き換えとか)に時間を食っているのはあるかもしれないが、それにしてもそんなに重い処理とも思えないのだが、白黒GBではそこまで低性能なのだろうか。公式ではないながら、似たようなプログラムで動いているだろうし処理の複雑さは似たようなものだろう。
…と思っていたが、よく見るとこのソフト、GBStudioで作成したと書かれていた。C言語なのでアセンブラより効率が悪いだろう。まあそれならそんなものか。
・ゲームボーイカラー
デラックスが遊べる
・ゲームボーイアドバンス (SP, micro)
ゲームボーイカラーのソフトに互換性があるので、デラックスが遊べる (microでは不可)
ファミコンミニ版初代が遊べる
また、非公式の可能性として、
カードeリーダーのソフトにはファミコンのエミュレータが組み込まれており、実際北米ではClassic NES Seriesとしていくつかのファミコンソフトがカードe形式で販売された。
この中にスーパーマリオブラザーズは含まれていないが、実現性はどうだろう。
カードeリーダー+の読み込み最大eコード数は12本、1本あたりの容量は2064バイト。24kBしかない。
カードeのファミコンソフトは圧縮できるらしいが、上記の通り現代のPC上のzipファイルでも30kB強。これは無理そうだ。
・DS
ゲームボーイアドバンスのソフトに互換性があるので、ファミコンミニ版初代が遊べる
・DSi
何も遊べない
・3DS (New 3DS)
バーチャルコンソールで初代が遊べる
バーチャルコンソールでデラックスが遊べる
・バーチャルボーイ
何も遊べない
まとめ
WiiとWiiUでは3通りの遊び方がある。
ファミリーコンピュータおよびゲームキューブは、機器を追加することで3通りの遊び方がある。
主要3作のすべてを遊べるゲーム機は現在のところ存在しない。
いかなるスーパーマリオブラザーズも遊べない任天堂のゲーム機は、
据置では、ニンテンドウ64。ただし非公式にだいぶ可能性がある。
携帯では、ゲームボーイおよびDSi。
そして分類がよく分からないバーチャルボーイ。
スーパーマリオブラザーズが遊べないゲーム機について考察する。
ゲームボーイはデラックスを対応させるのは不可能ではないと思うが、まあ上で述べたような理由で行われなかったのだろう。
DSiはGBAカートリッジに非対応になってバーチャルコンソールはまだ始まっていないというタイミングの悪さ。バーチャルコンソールは性能的に不足があったか、インターネットの普及率などの外部環境の問題か、両方か。
ニンテンドウ64については、どうぶつの森で複数のファミコンソフトを動かしておきながら有名なスーパーマリオを含めなかったのは、上記の通りスプライト0ヒットを使っているスーパーマリオを移植することが難しかったのかもしれない。あるいはあまりメジャーなソフトをおまけで出してしまうのは儲けにならないと判断されたかもしれない。
バーチャルボーイは流行らなかったので仕方ない。また4階調モノクロであることも都合が悪い。解像度は384×224ドットとファミコンと縦はだいたい同じなのでアスペクト比は変わるが問題ない。
このスーパーマリオブラザーズ、バーチャルコンソール含め何度か移植されているのと、任天堂のゲーム機自体の互換性もあり、様々なゲーム機で遊べる。
任天堂のゲーム機のうちどれで遊べるのかをまとめてみよう。
まず、
・スーパーマリオブラザーズ (ファミリーコンピュータ)
がある。
以下「初代」とする。
これからの移植を見ていく。
単純な移植でない主要なものに以下がある。
・スーパーマリオコレクション (スーパーファミコン)
以下「コレクション」とする。
グラフィックや音楽がスーパーファミコン向けにリメイクされている。
・スーパーマリオデラックス (ゲームボーイカラー)
以下「デラックス」とする。
グラフィックやステージ構成はほぼ初代のままだが、画面上の見える範囲が狭まっており、ゲーム性が大きく変わっている。
ごく一部の地形やキラーの速度など調整が入っている。
上3種からの単純な移植には次がある。
・ディスクシステム版
初代の移植。オリジナルとの差異については、「 -1面」の内容が異なるという話しか見つからない。初回の読み込みに時間がかかる以外は全く同一か、少なくともあえて言うほどでもない微妙な差異しか無いだろう。
「 -1面」については本来意図された内容ではないので差異とは考えないことにする。
・ファミコンミニ版 (GBA)
初代の移植。グラフィックは縦方向に6/8倍に縮小されているものの基本的に初代のまま。画面上の見える範囲も、若干周囲が欠けているがアナログテレビで表示する際にも欠けるのでだいたい同じ。
・Wii版スーパーマリオコレクション
25周年記念で発売された、コレクションのWii移植。たぶん内容は同一。
・スーパーマリオ25周年仕様Wii本体のおまけ
「?」ブロックが「25」になっているだけっぽい? 差異が小さすぎるので単純移植に含めた。
また、おまけとして収録されたものがある
・どうぶつの森+ (GC)
ゲーム内の家具「ファミコン」として初代が遊べる
そしてバーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineがある。
・3DS(初代)
・3DS(デラックス)
デラックスでの追加要素である通信機能が除かれている。
・Wii(初代)
・WiiU(初代)
・Switch(初代・コレクション)
勘定に入れていいものか迷うものに次がある。
・オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ (ディスクシステム)
TV番組とのコラボレーション作。敵キャラが各種タレントになっている他、ステージは初代と2の混合らしい?
YouTube動画など見た限り、たぶん初代のステージをすべて含んでいるわけではないのではないかと思うので、スーパーマリオブラザーズとは見なさないことにする。
他、ファミコンリミックスやスマブラX/forWiiUの名作トライアルなど当ゲームの一部のみを遊べるものもあるが、これらも含めない。
これらが遊べるハードを見ていこう。
・ファミリーコンピュータ(AV仕様ファミリーコンピュータ)
初代が遊べる
(ディスクシステムを使用すればディスクシステム版が遊べる)
・スーパーファミコン(スーパーファミコンジュニア)
コレクションが遊べる
・ニンテンドウ64
何も遊べない。
…公式には。
非公式には、2つ可能性がある。
1)
ポケモンスタジアムシリーズではポケモンのソフトが遊べるが、これはエミュレータで動作しており、他のゲームを動作させることも可能という情報がある。ワリオランド2を動作させている動画など見つかる。
ポケモンか否かはソフト名のみでチェックされており、これを書き換えるだけで起動するようだ。
ただしセーブはできないらしいが、スーパーマリオ初代にはセーブは無かったのでまあよいだろう。また、ソフトの容量も同じでなければならないような記述も見つかったが、ちょうどマリオDXの容量は(日本版)金銀と同一でありここは問題ない。
これが可能な場合、公式のソフトからゲーム本体でない僅かな変更を加えたソフトが無改造の本体で動くことになり。かなり「ニンテンドウ64でマリオが遊べる」と言ってよさそうな状況が作れる。
2)
どうぶつの森にはいくつかのファミコンソフトが遊べるエミュレータが内蔵されている。
そして、コントローラーパックにファミコンソフトを入れて販売する計画があったという情報がある。
長らく決定的な情報が見つけられずにいたが、最近アイスクライマーを動作させている動画が公開された。
Recreating Nintendo's Rarest Item
これにより、適切なデータを入れたコントローラーパックを用意することで本体側は無改造でプレイできる可能性がある。
なお、コントローラーパックの容量は32kB弱であり、スーパーマリオの40kBはそのままでは入らない。ファイル圧縮は多分できないだろうな…と思っていたのが、なんとできるということだ。
しかし残念なことにスーパーマリオは「just slightly too large」だという。だが、うまくすればあまり重要でない部分を削って32kB弱に収めてやることは可能かもしれない。
どの程度削る必要があるかによるが、例えばタイトル画面が崩れる程度で済めば十分「ニンテンドウ64でマリオが遊べる」と言ってよいだろう。
なお試しにスーパーマリオのROMファイルを普通にWindowsでzip圧縮したところ30.3kBとコントローラパックに収まるサイズになった。現代のPCより低い性能で扱うにはここまで圧縮できないのだろう。
ただ、気になる点として、初代どうぶつの森に搭載されたファミコンソフトは単純なもの(※)のみで、エミュレータの性能が低い可能性が考えられる。その場合マリオは正常に動かないかもしれない。
※部分スクロールがバルーンファイトのバルーントリップだけ。バルーントリップはスプライト0ヒットを使っていないようだ。またマリオの部分スクロールのスプライト0ヒットは位置が特殊でエミュレートしづらい。ファミコンミニでは変更が加わっている。
・ゲームキューブ
どうぶつの森+内にファミコン家具として初代が登場する
(ゲームボーイプレーヤーを使用すればデラックスが遊べる)
(ゲームボーイプレーヤーを使用すればファミコンミニ版初代が遊べる)
・Wii
コレクション(移植版)が遊べる
バーチャルコンソールで初代が遊べる
ゲームキューブのソフトに互換性があるので、上記どうぶつの森+のファミコン家具で遊べる
・WiiU
(WiiU用の)バーチャルコンソールで初代が遊べる
Wiiのソフトに互換性があるので、コレクション(移植版)が遊べる
Wii用のバーチャルコンソールソフトを移行できるので、Wii用バーチャルコンソールの初代が遊べる
・Switch
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで初代が遊べる
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineでコレクションが遊べる
・Switch2
Switchのソフトに互換性があるというのでおそらく少なくともSwitch同様。
・ゲームボーイ
何も遊べない。デラックスがカラー専用でなく白黒GBにも対応してくれればよかったのに。
できない理由はあるだろうか。初期のファミコンソフトであり特に複雑なテクニックは使っていない。同程度の性能のあるゲームボーイで動かないようにはあまり思えない。白黒4階調では見にくくはなるが遊べないほどではないのではないか…と思っていたのだが、コインと?ブロックのパレットアニメーションがゲームボーイでは使えないか。まあこれも無くても遊べないわけではないのだが、見栄え的に望ましくないと考えられたのだろうか。
DXで追加要素を入れるためにはカラー専用にする必要があったのかもしれない。
また、本体要素に限ってもカラー向けに書けば楽に書けるというのはある。
ゲームボーイで扱えるキャラ数はBG・スプライト合わせて384個。ファミコンでBG・スプライト各256個の計512個なのに比べると合計では少ない。これがカラーでは768個になり、ファミコンのキャラをそのまま移植できる。ゲームボーイで動かすならキャラグラフィックを書き換えながら動かすことになり、面倒になる。
ところで、Super Mario Bros Miniというファンメイドの勝手移植が存在する。このソフトはカラーのみで動かす想定ながら白黒GBでも起動はでき、色がおかしく一部見えないながら、一応動作はする。しかし白黒GBでは大いに処理落ちする。カラー用の処理(パレットの書き換えとか)に時間を食っているのはあるかもしれないが、それにしてもそんなに重い処理とも思えないのだが、白黒GBではそこまで低性能なのだろうか。公式ではないながら、似たようなプログラムで動いているだろうし処理の複雑さは似たようなものだろう。
…と思っていたが、よく見るとこのソフト、GBStudioで作成したと書かれていた。C言語なのでアセンブラより効率が悪いだろう。まあそれならそんなものか。
・ゲームボーイカラー
デラックスが遊べる
・ゲームボーイアドバンス (SP, micro)
ゲームボーイカラーのソフトに互換性があるので、デラックスが遊べる (microでは不可)
ファミコンミニ版初代が遊べる
また、非公式の可能性として、
カードeリーダーのソフトにはファミコンのエミュレータが組み込まれており、実際北米ではClassic NES Seriesとしていくつかのファミコンソフトがカードe形式で販売された。
この中にスーパーマリオブラザーズは含まれていないが、実現性はどうだろう。
カードeリーダー+の読み込み最大eコード数は12本、1本あたりの容量は2064バイト。24kBしかない。
カードeのファミコンソフトは圧縮できるらしいが、上記の通り現代のPC上のzipファイルでも30kB強。これは無理そうだ。
・DS
ゲームボーイアドバンスのソフトに互換性があるので、ファミコンミニ版初代が遊べる
・DSi
何も遊べない
・3DS (New 3DS)
バーチャルコンソールで初代が遊べる
バーチャルコンソールでデラックスが遊べる
・バーチャルボーイ
何も遊べない
まとめ
WiiとWiiUでは3通りの遊び方がある。
ファミリーコンピュータおよびゲームキューブは、機器を追加することで3通りの遊び方がある。
主要3作のすべてを遊べるゲーム機は現在のところ存在しない。
いかなるスーパーマリオブラザーズも遊べない任天堂のゲーム機は、
据置では、ニンテンドウ64。ただし非公式にだいぶ可能性がある。
携帯では、ゲームボーイおよびDSi。
そして分類がよく分からないバーチャルボーイ。
スーパーマリオブラザーズが遊べないゲーム機について考察する。
ゲームボーイはデラックスを対応させるのは不可能ではないと思うが、まあ上で述べたような理由で行われなかったのだろう。
DSiはGBAカートリッジに非対応になってバーチャルコンソールはまだ始まっていないというタイミングの悪さ。バーチャルコンソールは性能的に不足があったか、インターネットの普及率などの外部環境の問題か、両方か。
ニンテンドウ64については、どうぶつの森で複数のファミコンソフトを動かしておきながら有名なスーパーマリオを含めなかったのは、上記の通りスプライト0ヒットを使っているスーパーマリオを移植することが難しかったのかもしれない。あるいはあまりメジャーなソフトをおまけで出してしまうのは儲けにならないと判断されたかもしれない。
バーチャルボーイは流行らなかったので仕方ない。また4階調モノクロであることも都合が悪い。解像度は384×224ドットとファミコンと縦はだいたい同じなのでアスペクト比は変わるが問題ない。
Post time : 2025年01月20日 00:32│Comments(0)