たまりば

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炊飯器の電池交換
2010年06月21日 01:31

炊飯器の電池が切れた。

普通、コンセントを抜いても画面には時計が表示されていて、炊飯予約も消えない。また保温中にコンセントを抜いても一定時間内に再度挿せば保温が再開する。これらの機能が使えなくなっていたので、どうやら内蔵の電池が切れたようだ。
しかし外観を見まわしてみても電池ボックスが見当たらない。幸いなことに説明書がすぐに見つかったので見てみると、「本体に内蔵されているリチウム電池が切れています。お買い上げの販売店に電池の取り替えをご依頼ください。」と書かれている。
なるほど、家庭での取り替えは意図されていなかったようだ。そして電池がリチウム電池なことも分かった。これが取り替え不能な蓄電池の寿命だったりしたらどうしようもなかったが、リチウム電池ならその辺で買える。

というわけで早速開けてみた。中はゴキブリの糞で汚染されている。
炊飯器内部
ファンは炊飯時の熱を逃がすためについているのかと思っていたが、意外なことに回路部分についていた。何か変圧でもしていそうな半導体的なものを放熱しているようだ。
それはそうと電池が見つからない。回路部を引き出してみよう。
炊飯器回路
予想外に大きなコンデンサ。これは怖い…。
電池は操作パネルの基板についていた。(写真失念)
ただ、タブが溶接されているタイプで、交換が困難であった。とりあえず引きちぎるようにして外し、後のことは電池を買ってきてから考えようと思っていた。

翌日、携帯を買いに行ったついでにホームセンターに寄ろうとしたところ、名案が浮かんだ。
ボタン電池を使うに当たって何が困るかといえば電池ボックスである。秋葉原にでも行かなければ売っていないし、ただの金属板なくせに意外と高い。
そこで、うちにこんなものがあったのを思い出した。
クリスマス的な何か
12月の25か26日あたりに某所のゴミ箱に捨てられていたものだ。電池を入れるとLEDが点滅する。
これの電池ボックス部分だけ切り取って使えないだろうか。

色々考えた結果、切り取るのは面倒だったのでほぼそのまま使うことにした。
電池ボックス化
+極は金属部分、-極はスイッチ部分のむき出しのパターンに電線を繋いで、LEDとICに繋がるパターンはカットした。

これを炊飯器に接続したものがこれだ。
電池設置
元々電池があった場所に入れようかとも思ったのだが、元の電池は2450、替えた電池は2025と容量が少なくなっているので交換頻度が上がることが予想される。
なので交換しやすい方がよいだろうと、開けてすぐ見える場所に移動した。
接着はタミヤのパテで、念のためビニールテープも巻いた。
交換後、画面が点いたのはいいが全点灯のままで、何か間違ったかと不安だったのだが、コンセントを挿したら正常に戻った。


さて今回触ったのは弱電の部分だけなわけだが、周りに強電があると独特の威圧感があってかなり怖い。
電池交換後まだ使っていないがはたして無事に動くだろうか。強電部分には一応触れていないつもりだが…。

7/3追記
電池交換後初の炊飯に成功。

タグ :メカ日常

  • Post time : 2010年06月21日 01:31│Comments(2)
    この記事へのコメント
    その根性に拍手!
    無事成功を祈ります
    ^(~。。~)^
    Posted by まさる at 2010年06月21日 14:18
    どうもです。ものが壊れたらとりあえず開けてみるたちなもので。
    さてしかしまだ使う機会が無く無事直ったか不安です。
    Posted by いかづちSqueakいかづちSqueak at 2010年06月22日 14:48
    URL欄を実験的に消してる間に廃止されてしまいました。まあいいか。
     
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    炊飯器の電池交換
      コメント(2)