たまりば

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Outer Wilds - Echoes of the Eye プレイ日記
2021年09月30日 00:17

Outer Wilds Echoes of the Eye タイトルロゴ
Outer Wildsに追加された最初で最後のDLC、「Echoes of the Eye」を買ってプレイを始めたのでプレイ日記を公開する。
本編の方は全部書き上げてから公開したが今回はプレイしながら更新していこうと思う。
本編同様、まだクリアしていない人の閲覧は強く非推奨する。

現在プレイ中。最終更新: 2021/12/12


なおこの記事は頻繁に更新する前提なのでクリアまでは更新の扱いを普段と変える。
更新のたびに【訂正・加筆】に載せることはせず、またins/delで修正の跡を残すのも面倒なので基本的に行わない。

2021/12/02時点でDLC部のエンディング到達を確認。更新完了。
エンディング到達時点でのDLC部分のプレイ時間は33.7時間であった。
プレイ中に頻繁にポーズを掛けて日記を書いていたので、実際にプレイしていた時間はこの1/2~1/3程度と思われる。一方で、ゲームを起動していない時でも次に行うことを考えていたりしたので、それを計算に入れた本ゲームに費やした時間ということではこの数倍にもなるだろう。


以下プレイ記録  続きを読む

  • 私とインターネット
    2021年09月26日 22:16

    インターネットをいつどうやって知ったか、自分の初インターネット体験がいつのことだったか、もう思い出せない。
    これ以上思い出せなくなる前に今残っている記憶から推測してみよう。

    インターネットを知る/人がインターネットを使っているのを見る

    物心ついた頃、自宅にはPC88VAがあった。たぶん通信ができるようなものではない。
    その後、PC98 ValueStarに更新された。OSはWindows3.1。
    モデムをつけてピーガーピーガー言っていた。
    インターネットにつながる可能性があるのはここからだ。
    インターネットの前にはパソコン通信があったが、パソコン通信の用途としてメジャーな掲示板の利用を自分も家族もやっていた記憶が無い。
    パソコン通信では少なくとも父がPATと呼ばれるシステムで馬券を購入していたのは覚えている。それだけのためにモデムを用意するものかやや疑問だ。もしかすると掲示板もやっていたのかもしれない。
    このパソコンはだいぶ長い間更新されなかったように思う。友人宅や親戚宅でWindows95だか98だか(区別がつかない)で256色が出ていた時にまだ家のPCは16色の3.1で劣等感があった。

    そんなわけでその長い間の中のいつのことか分からないのだが、たぶん小学生か中学生の頃、一度家族が何かの雑誌の付録のようなものでインターネットが1時間だか無料で使えるCDを入手してきたことを覚えている。いや本当にCDか? もしかするとフロッピーかもしれない。まあ重要ではない。
    たぶんブラウザソフトとプロバイダ(AOLだったような記憶)の時限利用権が入っていたのだろう。たぶん通信料は掛かったのではないか。
    そしてそれを使って何らかのサイトを見たのだと思うが、自分は家族がネットサーフィンしているのを横から見ていたような記憶しか無い。自分も触ったのだろうか。触りそうなものだが記憶には無い。
    ただ、そこで行われていることが何かはその時点で既に理解していたような気がする。裏付けとして、そうでなければ目の前で行われていることが何かを家族に訊ねただろうが、その記憶がない。
    つまりそれ以前にインターネットについての知識を得ていたか。少なくとも父はパソコン通信で馬券を買うくらいなので当然インターネットは知っていたはずで、父から聞いていた可能性は高い。
    他にも当時本や雑誌は色々と読んでいたと思うのでそこから自然に知った可能性も高い。インターネットについて書かれていそうなもので記憶が確実なところとして、小学校の間はずっとn年の科学と学習(とたしかn+1年の科学も)を購読していたのと、たぶん小学校の高学年あたりでファミ通あたりのゲーム誌をよく読んでいた。時期が分かる記憶として、ポケモンの発売前の記事を読んだ覚えがある。
    あるいは、パソコン通信は少なくともPATで見ており、当時パソコン通信とインターネット/Webサイトの区別は付いていなかっただろうから、この時点でインターネットを初めて知ったことを気に留めていなかった可能性も無くはない。
    いや、それにしても時間制限がありWindows上でAOLだかのアイコンから立ち上げるとなるとだいぶ異なる体験だ。やはり区別は付いていた可能性のほうが高いだろう。
    ちなみにPATの画面は青い画面に文字だけか、あるいはJRAのロゴ程度は出ていた程度だったと思う。当時のWebサイトの方が多少は画像も使ってグラフィカルだったのではないか。
    ところでこの頃の解像度といえば640×480だろうか。Windows上で更にウィンドウを出していたならだいぶ小さくなるので、全画面にしていただろうか。そうなるとPATなど全画面で表示されるDOSソフトとの区別は付きづらくなる。
    これが初のインターネットを自分の目で見た体験であった可能性は高い。
    もしかすると自分で操作もしたかもしれない、というか全く何もしていないというのも考えづらいのだが、記憶には残っていない。まあ記憶に残らない程度の操作しかしていなかったのだろう。ノーカウントとしたい。

    他で既にインターネットに触れていただろうか。考えてみよう。
    父の仕事場に行ったことがあり、PCがあった。ゲームをやったくらいの記憶しか無い。XLISという落ちものパズルが記憶に残っている。これは自宅のPCでもできたと思う。
    当時他にインターネットが使えた可能性は友人宅か親戚宅くらいだ。
    当時よく遊んでいた友人のうち、明確にPCを触らせてもらった覚えがあるのは1件だけで、そこではペイントで遊んだ記憶しか無い。自宅の16色と違いパレットの右の方までタイリングでない単色の色が入っていたのが記憶に残っている。
    当時休みによく出かけていた親戚宅は主に父方A・母方A、やや頻度が下がって父方B、更に下がって母方B,Cといったところで、この内PCが(自分が触れる状態で)あった記憶があるのは父方Bのみである。
    駅すぱあとが入っていた記憶がある。そんな記憶がありつつインターネットに触れた記憶が無いのでたぶん無かったんではないかなあ。そういえば近くに電話があった記憶がない。

    インターネットを使う

    さて初インターネットの後だが、当該PCでインターネットに接続したのはその一度きりなように思う。
    継続的にプロバイダに契約したりはしていないのではないか。
    少なくとも自分がインターネットに触れた記憶はその一度きりだ。
    その後自宅のPCは更新されることはなく、引っ越しなどなんやかんやあり、大学で自分でPCを組むまで自宅にPCすら無い状態が続いた。

    初インターネットの次の体験、初の自分でまともに操作したインターネット体験がいつであったか、これも分からない。
    中学校にはパソコン室があり(というか、在学中にできた気がする)、初期は2人に1台、その後設備が更新され1人1台を使ってパソコンの授業があった記憶がある。
    3台のモニタが並び真ん中が教師の画面が出る。
    いやちょっとまって。3年しか無い在学中にパソコン室ができて設備が更新された覚えもあるってことは年度途中で変わることは考えづらいから最初のPCは1年で使われなくなったってことになるぞ。
    それは考えにくいので在学中にパソコン室ができたのが記憶違いか、設備が更新されたのが記憶違いで同じマシンを買い増したか。いや性能は上がっていた気がするなあ。
    まあそれはそうと、授業でやった記憶のあるのはペイントで絵を描いてマグカップにしたりSuperDepthやWinDepthを遊んだことくらいだ。いやゲームはさすがに授業でなく休み時間か?
    そしてSuperDepthとWinDepthがあるのはやはり設備が更新されたか? WinDepthは別の学校だったか? 別の学校というのは高校にはパソコン室は無かったので大学ということになるのだが。大学な気もしてきた。
    まあともかく、中学校でインターネットを使った気はしない。

    高校。高校ではパソコン室もなくパソコンの授業も無かった。
    とはいえ教師が使っていなかったとは考えづらく、何かの機会で生徒に触らせることもあってよさそうだ。しかし高校でインターネットどころかパソコンを触った記憶も無い。
    図書委員で校内新聞的なものを書いたときはアナログ手書きだったような気がする。まあ他が文章を書く中パズルと絵しか書いてなかったので参考にならんが。編集もアナログで切り貼りしていたのを覚えているが、文章程度は活字の印刷だった気がする。パソコンかワープロか、まあワープロだったんじゃないかなあ。
    パズルはシークワーズを作った覚えがあって、気合を入れて字を書いた記憶は無いから印刷は活字になった気がするが、自分で文字を打った記憶は無い。
    あとパズル関係で何かレタリングをした覚えがあるな…。確か迷路の「始点」・「終点」だったか。フォントの本からコピーをとったものを貼り付けるつもりで用意されたものを自分がレタリングで描き写してしまった。「点」の字は2枚あったのに。
    それくらいパソコンがあればできそうなものなのでやはりパソコンではなくワープロだったのかな。
    brooken
    なんか思い出したが図書委員でこんなキャラを書いていたな。名前はなんといったか。catとsphereあたりから名付けた気がするのだが。逆さ読みで…tacerehps…読めない…というかもっと短かった気がするぞ…。sphereは違うか…? orb…catorb…brotac…brookenだ!
    …まあいい。

    さて高校時代、明確に記憶しているインターネット体験が2つある。
    1つは友人宅で、遊びに行くたびにインターネットを使わせてもらっていた。今につながる「いかづちSqueak」の名で書込みを始めたのもこの友人宅だったように思う。
    もう1つが自宅そばの大型スーパーにあったインターネットコーナーで、無料で混んでいなければ自由に使えたので入り浸っていた。ノートを持ち込んでポケモンのデータなど書き写していたような記憶。
    さて自宅と言ったが実は高校時代引っ越しをしている。その引越し後の自宅だ。
    このあたり時系列があやふやなのだが、友人宅でのインターネット体験の方が先のはずである。入学すぐ、少なくとも引越し前にできた友人だったはずなので。
    というわけで自分の初のまともにインターネットを操作した経験はこの友人宅であった可能性が高い。
    掲示板でコミュニケーションを取るなどそれなりに継続的にインターネットを使い出したのもこの友人宅と大型スーパーだ。
    なお上記インターネットコーナーはのちにキーボードが撤去された。

    インターネット環境を持つ

    その後、携帯電話を持った。G'zOne 409CA。高校時代、引越し後のことだ。同世代の中でかなり遅い方だったと思う。
    契約したのが引越し後の自宅そばの店(というか上記大型スーパー内)だった記憶がある。
    初の自分の所有するインターネット接続環境である。
    が、当時の携帯ネット回線というものは、「パケ死」という言葉もあるように、使いすぎれば10万や100万の請求が来て死にかねない危険なもの。とても日常的に使えるようなものではなかった。
    Eメールは使ってはいたが、あまりEメールのことをインターネットとは言わない。
    とはいえこの携帯か次のG'zOne Type-Rあたりで電車で掲示板やチャットを使っていた記憶はある。電車ということは予備校か大学かだ。
    なおG'zOne Type-Rに機種変更したのは大学に入ってからだったか…? うん、そうだな、間違いない。大学でカメラの無い409CAを使っていた記憶がある。
    409CAに音楽(MIDI的な器楽曲)や画像を入れていたがこれはインターネット経由だったかどうか。
    PCに繋ぐコードを買ったのはいつだ? 大学で自宅にPCが入ってからだが、409CAのうちだったかType-Rになってからだったか。

    時系列が前後するが、大学入試に落ち予備校時代、予備校のそばのキンコーズ的な店のインターネットコーナーが確か30分まで無料であったので、それを教えてくれた友人とともによく入り浸っていた。
    なおのちに確か15分までになったりして使いづらくなった。

    翌年大学に合格し、大学の図書館やPC室のPCでインターネットをしていた。
    確かPC室は講義で使われていなければ好きな時間に使えたのではないか。
    入学してしばらくして、友人の助けを借り自作PCを組んだ。初の個人PCである。
    しかしこの時点では自宅にインターネット回線は無く、PC室のPC(個人の環境を持てる)で、後ろの隅の席でこっそりとネットで漁ったエロ画像をフロッピーディスクに詰めて自宅に持ち帰ったりした。
    たぶん翌2004年、自宅にADSL回線を引く。確か12Mbps。どうも基地局に近かったらしくほぼ額面どおりの速度が出た。
    ここでやっとインターネット常時接続環境を手に入れたことになる。
    プロバイダがホームページサービスを提供していたのでホームページを作る。Webサイトと言うべきか。でも少なくとも当時はみなホームページと呼んでいた。
    作りかけのそれをインターネット上に公開したのが、サイトにちゃんと書いておいたから分かるのだが、27.Jul.2004である。これによりネット回線を引いた時期もだいたい分かったのである。

    まとめ

    知ったのがいつかは、わからない。
    使っているのを見た時期は、小学校~中学校とかなり曖昧だ。
    まともに触れた時期はだいぶはっきりしていて、高校入学してすぐだ。
    それ以降、自宅のインターネットまでの間、公共のPCによってインターネットへのアクセスはそこそこ保たれていた。
    自分の所有するPCで自由にインターネットが使えるようになったのはたぶん大学入学翌年だ。  

  • Outer Wilds プレイ日記
    2021年06月27日 22:12

    先日OuterWildsをクリアしたのでそこまでのプレイ日記を公開する。

    ノーヒント、事前ネタバレもほぼ無しでプレイすることができた。
    クリア時の累計プレイ時間は47.0時間(ループ回数は110回くらい)。ネット上の情報を見ると想定プレイ時間20時間とか30時間とか言っている人が結構いて、まじかよという気分になる。操作も謎解きも特に苦手意識は無いのだが…。
    まあいいや、長く楽しんだのだからその方が得だ。

    さて、本記事はOuterWildsをクリア済みの人以外が見ることは想定していない。
    未プレイの人が見るとプレイ体験を大きく損なう上、たぶん見ても何も面白くない。
    未プレイや途中で詰まった人向けの記事も書きたいと思っている。

    2020/11/04開始。記録を付け始めたのがたぶん11/08、プレイ時間9.8時間の時点。
    もっと早くから記録をとっておけばよかった。最初の方は思い出して書いている。

    ストーリーに関わらないシステム的なこと:
    日本語訳はちょっと微妙。今のところ(9.8時間時点)謎解きに影響するものは無い。→クリアしたが誤訳(誤植?)のせいで迷ったのはせいぜい2,3個。
    誤訳はあまり無いが、脱字がある。
    探査艇・宇宙服の操作難しい。
    航行記録の伝聞モードがWASDですごく操作しづらい。コントローラでアナログスティックがあれば操作しやすいのだろうが。→コントローラだと遥かに操作しやすい。
    WASDでも速度切替があれば違うのだが。
    ウィンドウモードで起動からゲーム開始までフォーカスを外して他の作業をしていたらマウスが効かなくなった。
    あとゲーム中ESCで中断しないとマウスをウィンドウ外に出せないのだが、航行記録を見ている時などESCが効かない時があり不便。
    画面が(黒い目の日本人には)暗い。ガンマを上げると良い。

    以下プレイ記録  続きを読む

  • 6段のカレンダーが好きだ
    2020年11月15日 04:06

    月ごとのカレンダーは、多くが5段で収まるが、次のようなパターンで6段になる月もある。
                       1  |                  1  2  |                     1
     2  3  4  5  6  7  8  |   3  4  5  6  7  8  9  |   2  3  4  5  6  7  8
     9 10 11 12 13 14 15  |  10 11 12 13 14 15 16  |   9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22  |  17 18 19 20 21 22 23  |  16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29  |  24 25 26 27 28 29 30  |  23 24 25 26 27 28 29
    30                    |  31                    |  30 31

    ここで、市販のカレンダーには6段の月を素直に6段で描くものと、5段に収めるために下部の30,31日を23,24日と統合しているものがある。
    6段の月の下部の統合
    統合しているものが嫌いだ。
    マスの余白に予定など書きづらいとか月の日の配置を図形として捉えられないといった不便があるし、一部分だけ数字が小さい不均一さが美しくなくて嫌だ。

    とはいえ統合しないとなると、単純に作ると5段の月と6段の月で必要な幅が異なり、そのままでは5段の月の方に無駄な余白が多く出てしまう。
    6段の月と5段の月
    これを嫌って統合する気持ちも分からなくはない。(もっとも中には余白が大量にあるのに統合しているものもあるが、これは何を考えているのかわからない)

    これをいかにして無駄無く自然に収めるか、様々なレイアウトの工夫が考えられる。

    ・5段の月は前月次月の薄い文字のマスで埋める
    薄い文字
    別にこれでも構わないと思う。5段に比べて多少狭くはなるが。

    ・6段の月では縦幅が狭いもの
    6段は狭い
    一番素直な解決策。スペースの有効活用の点で悪くないが、6段の月は他の月よりスペースが少し狭く少し不便であるので不公平感が出る。統合式の下の方にあった大きな不便を月全体の小さな不便に分割したとも言える。

    ・全て6段の月と同じ幅があるが、前月次月の小さいカレンダーや今月の行事・格言などの入ったマスの配置で余白を吸収するもの
    追加マス
    大昔に見て上手いなと思った記憶があるのだが、再現しようとするとどうにも記憶のように上手く決まらない。

    ・6段の月は上部の月表示に食い込むもの
    月表示に食い込む
    数年前見たもの。好き。曜日表示の位置がずれるが、特に端の方など見なくても分かるので特に問題はない。曜日表示を無くしてもいいくらいだ。

    ・下に大きな社名があるやつを見ると、そこ削れよと思う。
    下に社名
    常に下に社名があったらそこだけ切り取ったり隠したりもできるがたまに日付があればそうできないので社名を見せるためにもいいかもしれない。

    ・1日だけ飛び出す段は数字だけの幅にする案。
    飛び出しは数字だけ
    1マス完全に飛び出すよりスペースを節約できる(マスの半分くらいがメモスペースになっているカレンダーを想定している)。メモは数字の横の余白に書ける。
    下側は問題ないが上側だと曜日表示がちょっと面倒なことになりそうだ。「1」は幅が狭いので枠内にもそこそこのメモスペースを確保できるかもしれない。
    前月次月の薄い表記のマスにも予定を書きたい時には困る。もっともこの場合の薄いマスは統合式5段ではそもそも無かったところなので統合式に劣るわけではないが。
    また、不均一で美しくない。

    ・数字を斜めに順に下げて配置して同じ日数なら縦幅が同じになるカレンダーを考案した。
    斜め
    見づらい。

    ・噂では海外では5段に収めるためにはみ出した日を上の隙間に配置することがあるらしい。
    回り込み
    なかなか不思議な見た目だが、実に無駄なくスペースが使えている。慣れれば一番よいかもしれない。
    辞書にたまにある1行をやや超える内容が直前の行の末尾の余白にはみ出す表記にちょっと似た印象を受ける。
    辞書の逆改行

    ところで統合されるのはみな下の23/30,24/31なのはなぜだろう。
    上の方、つまり1/8,2/9とすれば桁が少なくて済んで数字も大きくできるのに…
    上の方で統合
    …とここまで考えて気づいたが、1月8日や2月9日といった月日に見えてしまうというというのはかなり重大な欠点かもしれない。

    その後面白い1日/8日統合の例を発見した。模式的に再現したものがこれだ。
    1日/8日統合_ゴミ収集カレンダー
    どこにあったかというと、某自治体のゴミ収集日表示。
    ゴミ収集は平日に行われているため、平日のマスは広く取りたい一方で土日の列は重要ではない。ここで、どんな月でも平日のある段は5段に収まるので、常に統合せず5段で表示することができる。そしてその割を食って土曜の1日/8日統合という珍しいパターンが出現するわけだ。
      

  • まぶしいものを見た後のような残像が常に見える症状
    2020年02月02日 01:07

    そんな症状が出た。

    太陽や電灯などの明るい光を見たり、同じ絵を数十秒注視し続けた後、目を閉じたり白い背景に視線を移したりすると、その形がしばらく残って見える現象があると思う。
    それとちょうど同じような見え方が、目を閉じたり開けたりする度に起こる。
    しばらく目を開いて白い背景を見た後目を閉じると、丸い残像が見える。視界にそのような形が無かったにもかかわらず。
    しばらく目を閉じていてから目を開いても同様に見える。
    残像は数秒でほぼ見えなくなる。そのへんもまぶしいものを見た後の残像に似ている。
    白い背景を見ながら高速でまばたきを繰り返すとよく見える。
    普通に生活していれば気にしなければ忘れる程度の見え方でしかない。

    位置は視野の中心のそば、7時の方向。
    片目づつつぶって確かめるとどうやら症状は左目に起こっている。
    形は真円。大きさは、手を伸ばした握り拳が視野角約10°と知られているのでそれと比較すると6~7°程度か、と思っていたらまた測ると8°程度に見えたりもする。測定誤差か実際に変化しているのかは分からない。少なくとも大きな変化は無いようだ。

    ネットで情報を探すと、なかなか検索語句が難しかったが、「目 残像 残る」あたりで2件の情報を見つけた。
    右目の残像が消えない!
    怖い!右目の視界の端に、常に残像っぽい丸いのが見える!
    どちらもたぶん同じ病状で、目の奥で何か漏れ出て溜まることで目の奥が膨らみ網膜が変形したことでこの症状は出るようだ。(結論から言うと自分の診断もたぶん同じもの)
    失明などの危険なものではなく放っておいても治る程度のもののようなので、だいぶ安心。自分の症状も急に悪化したりはしていないので、休日を待って眼科に行くことに。

    眼科。
    まず機械を覗いて平野の気球を見て(たぶん屈折率か何か測られた)、別の機械で風を吹き付けられ(眼圧測定)、視力を測り(裸眼0.06、矯正1.2とか言っていた。裸眼視力が低くてショック)、
    瞳孔を開く目薬をさされて効くまでしばらく待つ。瞳孔が開いてまぶしくなる他にピント調節にも影響するようで手元の携帯にメガネを掛けた状態でピントが合わなくなった。幸い近視なのでメガネを外せばよく見える。
    事前に乗り物の運転をしないか聞かれたがなるほど確かにこの状態で運転は危険だ。自転車と迷ったが徒歩で行っていて良かった。

    瞳孔が開いたところでまた別の機械を覗いて、フラッシュを焚かれまぶしい。
    ここで診察室に入り医師の診察。机の横に設置された機械を覗いて、斜めから光を照らしながら観察、また別の小さな手持ちの道具でも光を照らしながらいろいろな方向を見るよう指示されながら観察される。

    さて診断は…飛蚊症。
    網膜とかには異常はないということで、飛蚊症の一種だろうという。いやそれは違うんじゃないかなと、普通の飛蚊症とは大きさ・形が違うとか目をつぶっても見えるとかを伝えるも、「飛蚊症にも色々あるので」といった反応。
    先入観を持って見るのもまずいだろうとここまで言わないでいたが、上記のサイトで見た「目の奥が膨らんでいる」状態を疑っている旨伝え、そういうものは無いですかねと言うと、眼底の断層画像を見せてくれたので見てみると、なんだか膨らみのようなもの見える。これは何かと尋ねたところ、やはりそれであった。事前に調べていって本当に良かった。
    思えば病名は聞いていないが、状況としては血管から漏れ出た液体が溜まっているもので悪性ではなく、やはりストレスで起こるものという説明を受けた。上記サイトのものと同じようなものだろう。
    出た薬は「カリジノゲナーゼ」と「柴苓湯」。血液の流れをどうこうするようなもののようだ。

    なお画像は貰えるか聞いたところ、写メとかならいいですよと言われたので撮ってきた。
    眼底の膨らみ
    このはっきりした膨らみに気づかないものなのだろうか…。
    少々医師の診断能力に疑問を抱かないでもないが、考えてみるとこの症状は
    ・気にしなければ気にならない程度のもの
    ・放っておいても治る
    ・致命的なことにはならない
    というもので、この症状で医者に行く人は少ないのではないか。
    症例が滅多になければ診断は難しくなる。また、誤診されても放っておいて治る病気なら気づかれない。
    そういうことでなかなか気づかないものなのかなあと思ったりもする。
    とりあえず、きちんと時間を掛けて説明して患者の話も聞いてくれた点で良い先生だと思う。

    それにしても非侵襲で正面からの光だけでこんな断面が撮れるものなんだなあ。かがくのちからってすげー。
    調べてみるとどうやらOCT(Optical Coherence Tomography; 光干渉断層計)というもののようだ。
    反射光を干渉させて反射した点の距離が分かるという原理。そんな方法があるのか。

    (2020/03/09追記)
    1ヶ月後にまた来てくれという事だったので薬を飲みつつ待った。
    その間、見える像の形が主に上側で微妙に変わったような気がしなくもなかったがほとんど変化の無いまま3週間くらい過ぎて、少々心配だったのだが1ヶ月を目前にして急に薄くなってきた。

    1ヶ月(正確には4週間)後、再び眼科に行きほぼ同じ内容の診察(平野の気球と裸眼視力が無かった)を受け、例の画像を見る。
    眼底の膨らみ2
    おお、改善している。
    またもう1種類別の画像も見せてくれた。
    網膜の厚み
    網膜の厚みを図示したもののようだ。
    左の真ん中が分かりやすいが水平に線が見えていて、これを「ニボー」といい、立っている姿勢で見ているので水が下側に溜まっているのが見えているという。
    ということは時によって微妙に形が変わって見えたのも水のたまり具合が変わったからだったのか。逆さ吊りや横になったりすればそれに応じて形が変わって見えたのかもしれない。もう試せるほどの症状が出ていないので残念だ。
    誰か同じ症状が出た人は是非試してみてほしい。そして結果を聞かせてほしい。  

  • PCが壊れた
    2017年06月20日 22:41

    ある日、休止したPCを復帰させようとキーボードを押すと反応がない。電源を押したら点き、休止時の状態も失われていないので、何かソフト的なものかと思ってそのまま使った。
    そして次にスリープして復帰しようとしたところ、復帰せず、電源を切って入れ直しても電源は付くものの画面が一切出なかった。おかしいと思いつつも、コンセントを抜いて入れ直したところ電源が付き、驚いたことに画面はスリープ時のまま残っていたのでとりあえずそのまま使った。
    翌日あたりも同様の状態。電源を押すと僅かにファンの回る音がするが止まる。この状態では、電源を長押ししてから再度押す、電源ケーブルを抜いて再度挿すといった方法で正常動作することもある。
    また、ファンも回りランプも点いて正常な雰囲気なのに画面だけ出ないこともあった。
    そして次の日あたり、ファンも回りランプも点くが画面が出ない状態に落ち着いた。
    なおディスプレイの異常も疑ったがHDMI接続では画面が出る(PCはDisplayPort接続)。
    画面も出ずエラー音も鳴らないので手掛かりがない。

    何度か試しても状況が変わらないのでとりあえず電源を新しくする事にした。
    なぜなら、おかしくなりかけの時も点いてからの動作は正常だったので、CPU・メモリ・ストレージは正常と考えられる。マザーボードがエラー音を発しないのもCPU・メモリが正常である事を示唆する。
    残るはマザボと電源。ファンが一瞬回るとか電源ケーブル抜くと治るあたり電源っぽい。また、電源はマザボより安く交換も容易。
    というわけでまずは電源を変えよう。

    秋葉原で買ってきて交換。治らない。

    なお電源を買うとき店員が不吉なことを言っていた。曰く、電源が壊れるとマザボやメモリも連鎖的に壊れるらしい。だから電源は早めに変えろと。うーむ、そこまで長く使っているつもりはなかった。

    そういえばPCはHDMI出力も出来るので試す。駄目。

    さてこうなると何が悪いのか分からない。どうしよう。
    まず方向性として、直すか新しいのを買うか。

    直すなら次に怪しいのはマザボだ。しかし直る保証はない。店員の話によればメモリも壊れているかもしれない。
    またWindows10のライセンスが残るかも怪しい。このPCを組んだときも初期不良で交換したがWindows(当時8)は電話認証になった。

    どうせなら買い換えるか。このPCは組んでから4年半経っている。そろそろ買い換えどきかもしれない。(まともに使いだしたのはXPサポート終了からだから使った期間は3年だが)
    買い換えるとして自作するか既製品を買うか。
    今は自作って時代じゃないしたぶん既製品の方が性能の割に安いよな…。
    あ、でも自作ならストレージは流用するから(ライセンスは要るにせよ)OSの再インストールが要らない。これは大きな利点だ。よし自作しよう。

    現マシンと同じくらいの価格で考えると…
    ・CPUはRyzenにGPU統合のが無いので今と同じくCore i5。IvyBridgeからKabyLakeで周波数はさほど変わらず周波数あたりの性能もほとんど変わってない。まあGPU性能は上がってたりAVXが2で整数演算がベクトル幅広かったりはするが。
    ・メモリは安くはなっているが倍の32GBにするほどは安くない。これも変わらず16GBか。
    ・マザボはシリアル・パラレルポートはあきらめた方がいいか。他特に欲しい機能はない。あえて言えばm.2くらい。
    ・Windows10のバージョンは非Proでいいだろう。
    うーむ、なんだかつまらないマシンになるな。性能はほとんど変わらずOSのグレードは落ちシリアルポートは無くなる。
    PCはいつでも買い時でないとはいうが今は特に買い時じゃない気がする。

    ここはいっそのことワンランク上のマシンを組むか。
    CPUをRyzenに。8コアが手の届く値段。
    グラボが要る。そこまで性能いらないけどまあまともな奴で…GTX1050になるのかな。
    メモリは当然32GB。
    あ、なんか楽しくなってきた。プラス数万でこの楽しさはアリだな。よしこれでいくかー。

    …などと思いつつも、やっぱり治す方法は無いかと考えてみる。
    マザボが正常で上に乗っているものが駄目ならエラー音が鳴ってほしい…。
    そういえばこのPC最初に組んだときは内蔵グラフィックから映像が出ず初期不良で交換したっけな。
    あの時はエラー音が出て説明をみるとグラフィック異常で…。
    最初圧電スピーカーを直に付けたら蚊の鳴くような音で抵抗付けてちょっとマシに…。

    !!

    そうだよスピーカー付いてなかったじゃん!
    事ここに至ってやっと思い出す。

    スピーカーを付ける。鳴った。「-・・・」。聞き覚えのあるパターン。グラフィック異常だ。
    先代(2代目)メイン機のグラボを移植する。とっといてよかった。
    GeForce8400GS
    (挿す前に写真撮るの忘れてたので稼働中)

    画面出たー!

    ただし解像度が低い。1024×768かな。まあこれはドライバが入ってないせいだろうからネットで探して落とせば…
    と思っていたらWindowsUpdateでドライバがダウンロードされている。便利。
    ふむふむ、このグラボのGPUはGeForce8400GSというのか。すごいぞ数字がGTX1050の8倍もあるぞ!

    そしてドライバのインストール前だがグラフィックオプションを見ると解像度がいくつか選べる。
    その中で最大の1600×1200にしてみる。
    解像度もアスペクト比も合っておらずさらにゴーストが出る
    うーむ…これはひどい。解像度はともかくアスペクト比も合ってないし、アナログ接続だからゴーストも出てる。

    ああそうそう、なんでアナログ接続かというと、グラボの出力がDVIとアナログ、ディスプレイの入力がDisplayPortとHDMIとアナログなんである。
    DVIからHDMIは頑張ればつなげるのかな…。

    さてそんなこんなでドライバが入った。
    解像度の選択肢も増えたが、最大で2048×1152。まあアナログではそれが限度だろうな。
    ディスプレイのネイティブ解像度である2560×1440には届かず。
    アスペクト比は合ったが解像度は合わず、ゴーストもまだ出る
    まあでもアスペクト比が合っただけでも大分ましになった。解像度合ってないしゴーストもまだ出るけどこれならまだ我慢できる。
    そのうちGTX1050買うけど、なんかしばらくこのままでもいいかなー。

    さてしかし結局原因はなんだったんだろう。
    このマザボは最初組んだときも同様の症状が出た。また、同機種で同様の問題が発生した書き込みが価格.comにあった。
    http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000354567/SortID=15218067/#15218067
    何か設計に問題があってグラフィックあたりの回路がダメージに弱いとかあるんじゃなかろうか。
    それが初期不良になったり、電源側の経年劣化で異常な電圧が出た時に壊れたりしたのではないか。  

  • ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドプレイ日記(ネタバレ有)
    2017年03月12日 18:13

    1週間ちょっとプレイしてみて(というか週末だけなので累計2日3日くらい)これは感想を書き留めておきたいという気分になったので書き始める。
    主に自分が後で読み返して懐かしむために書いているが、本作は多様なルートで攻略できることが特徴のようなので、他人が変なルートをとっているを見るのも面白いかもしれない。ということで公開する。ただあまり人に読ませる文体でない部分もある。
    ネタバレについて。積極的にネタバレをしたいわけではないが、感想を書く時点ですなわちネタバレである。本作を十分にクリアした、あるいは未来永劫プレイしないと確信が持てる人以外が読むことは強く非推奨する。

    2017/04/02 エンディング到達。総プレイ時間は本体の記録によれば60:14であった。
    とりあえず日記はここまででいいかな。もしかしたらまた何か書き足したくなるかもしれないけど。→書き足したくなった。
    2019/06/08
    1年半ほど間が空いたが、再開しようかと思う。というのも、なんとSwitch版を買ったのだ。詳細は今日の分の日記に。
    最終更新2020/02/26

    ところで、本文にも書いたが、本作は(トワイライトプリンセスの時のようなことはなく)Switch版の方が全面的に優れている。
    あまり無いと思うがWiiU版とSwitch版のどちらにしようか迷っている人がここを見た時のために情報をまとめておこう。
    ・Switch版の方がTV出力時の解像度が高い。Switch本体とWiiU GamePadの比較でもSwitchの方が解像度が高い。
    ・Switch版の方が安定してフレームレートを保てる。
    ・Switch版の方が音質が良い。
    ・WiiU版は、GamePadを一切使わない。 ←これを事前に知っていたら自分はSwitch版を買っただろう
    ・Switch版は言語切替えが可能。 ←同上
    (2017/05/22追記: WiiU版も音声は切替え可能になった。文字も欲しい。)
    (2019/06/08追記: Switch版にはVRモードが付いた)

    折角なのでWiiU版でしか見られない画面をここに載せておこう。
    タッチするとGamePadであそべます画面  続きを読む

  • ネット契約を1Mbpsにしてみた
    2016年08月27日 22:17

    先日引っ越しをしたのだが、無料でケーブルテレビとインターネットが使えるという物件だった。
    とはいえ無料で使えるのは最低ランクの1Mbps(上り500kbps)のコース。契約に来た会社の人は当然のごとく有料の高速なコースを勧めてくる。
    曰く、「1Mbpsのコースはメールしか使わない人向けですよ」「100Mとか書いてありますけど数字通り出るわけではないですから。1Mなら500kとかになっちゃいますよ」「お客様は話を聞く限りネット使われる方ですよね」「1Mで契約された方は大抵コース変更しますよ」

    そこまで言われたら試してみないわけにはいかない。
    kbpsレベルならまだしも、1Mbpsはそこまで何もできないような速度ではないだろう。

    まず契約までの猶予期間に少々調べてみたのだが、CATVのインターネット接続は基地局からの距離で減衰するADSLと違ってリピーターを入れているので書いてある速度がちゃんと出るもののようだ。なるほど、そうでなければおちおちTV信号も流せないだろう。
    「数字通り出るわけではない」という発言は、基地局からの距離でノイズが乗るADSLと建物内の加入者数で分け合う光をわざと混同して誤解を誘っているように思う。
    とりあえず1Mbpsは出るものと思ってよさそうだ。

    工事が来て、設置されたモデムを見ると、LANの口が1つ。ここでもコストを削減してきたか。
    まあ持っている無線LANの親機がハブ機能も持っているので問題ない。
    なお工事費は初回申込時は無料だが、コース変更時は5000円掛かるという。最初に高いコースにさせるためな気がする。

    いくつか速度計測サイトで測ってみると、きちんと1Mbps出ているようだ。実際のファイルのダウンロード中も100KB/秒超えの数値が表示され、少なくとも9割方の速度は出ているように見える。
    やはり「数字通り出るわけではない」というのは嘘だった。

    さて本題だ。いろいろとネットを使ってみた感想を書く。

    ・画像
    昔ながらのHTML+画像少々のページなら、全く問題なく見られる。
    画像が大量にあるページだと、読み込み待ちが発生する。常識的な量であれば、別のサイトを読んでいる間に読み込ませておけば問題ない。
    ただ、放っておくだけでは表示されている部分の画像しか読み込まれないサイトが困りものだ。例えばpixivの複数枚投稿がそうなのだが、読み込ませるためにまず開いて一番下までスクロールしておく必要がある。
    また、漫画サイトも一度には見開きの2ページしか読み込まれず、さらに全ページを読み込ませる手段がないので、ページめくりごとに1,2分10~20秒の待ちが生じ、不便である。
    訂正: 改めて測ってみるとさすがに1,2分などということは無かった。感覚はあてにならないものである。

    ・ファイルダウンロード
    大容量のファイルを落とすのには時間がかかるが、それ自体はただ待てばよいだけなのであまり問題ない。GB単位のファイルも正常にダウンロードできた。
    問題は、ファイルのダウンロード中は他の通信が遅くなり、快適な閲覧ができないこと。
    また、ダウンロード中に他のWeb閲覧をしていたところダウンロードが中断してしまう現象が稀ながら発生した。確実にダウンロードするためには他の作業をしないほうがよさそうだ。

    ・動画
    動画は読み込みに時間が掛かるが、すぐに再生せず読み込ませておけば問題ない。HDはともかく、SD画質ならさほど問題を感じない。そもそも動画は読み込みが間に合わないものである。
    ただし一定以上読み込ませてくれないサイトが困りものだ。最後まで再生した後にもう一度再生するボタンを押すと再びゼロから読み込み直すサイトは滅べばいいと思う。

    ・動画ストリーミング
    これはわりと心配なところだったが、Ustream・ニコニコ生放送・熊本震災時のNHKニュースと、問題なく見られた。
    これもHD画質でなければさほどビットレートは要らないようだ。

    ・操作に応じた細かい読み込み
    操作に応じて細かく読み込みをするサイトはかなりつらい。筆頭がGoogleストリートビュー。Googleマップも少々きつい。
    ただし、操作性は損なわれるものの、時間を掛ければ目的のものを見ることはできる。
    困るのは、Yahoo知恵袋の返信の読み込みがよく失敗したり、マイニンテンドーのお知らせの読み込みが無反応だったりと、操作に応じて読み込まれるタイプのUIがなんだか分からないがエラーで止まってしまうこと。
    なるべく他のページを読まないようにすると成功しやすいように思う。
    時間が掛かるなら分かるが、失敗してしまうというのは、このような低速回線を想定していないということだろうか。

    ・Splatoon
    Splatoonはできない。
    試合開始後しばらくは正常にプレイできるが、30秒ほどで塗りが反映されなくなり、通信が異常だか何か見知らぬメッセージが出たあと通信が切断された。念のためPCの電源を落として試したが同様であった。
    解析情報によるとSplatoonの試合中の通信は800kbps程度らしい。P2Pなので上り400kbps下り400kbpsということだろうか。
    上りはともかく下りは500kbpsと余裕が無いので、細かい変動で一時的に超えたりもするだろうし、まあ不思議ではない。

    ・Windows10
    Windows10がアップデートのためにダウンロードを始めると帯域を完全に専有する。これは上記のファイルのダウンロード中の比ではなく、ブラウザはページを開くのに10分単位で掛かる。
    最悪なことに、これはいつ起こるか予想がつかず、始まってしまったらPCの電源を落とし別のPCを使う以外に回避方法がない。
    なおこれについて、Microsoftコミュニティの投稿を見ると、Windowsフィードバックのスクリーンショットが貼られており、それを見ると7月13日の時点で「8ヶ月前」から要望が出ているようだ。

    総括
    ・回線速度が足りないせいでできないことはほとんど無い。
    ・Splatoonができない。
    ・あらゆるサイトで細かい待ちが発生し、時間を無駄にする。
    ・軽いデータのやり取りに見えるのに頻繁にエラーが出るサイトが少ないながらある。
    ・Windows10はクソ。



    ・Windows10について追記
    まずこれの原因だが、おそらくネットワーク環境が
    CATVモデム - 100Mbpsハブ(無線LAN) - PC
    となっているせいでネットワークが100Mbps使えるものとして認識され大量に帯域を使っていたのだろう。
    そこで思いついて、デバイスマネージャーからNIC設定を10Mbpsにしてみたところ、FallCreatorsUpdateの帯域制御機能の最小5%と合わせてなんとか1Mbpsの50%に制限することが出来た。
    状況は改善したが、しかしこれは本質的な解決ではない。
    その後何気なく検索していてこのページを発見。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\DeliveryOptimization
    DOMaxDownloadBandwidth (REG_DWORD)
    で「Maximum Download Bandwidth (in KB/s)」の設定ができるという。
    試しに「31」(KB/s; =248kbps)で設定したところ、やはり大幅に変動するので確信が持てるまでに時間がかかったが、どうやら確かに250kbps程度に抑えられているようだ。
    ついにWindows10をまともに使う方法を発見した!

    …が、なんとその後すぐに自宅のネット回線のグレードが上がってこの対処が必要なくなってしまった。
    必要な人は参考にしてほしい。