たまりば

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【KBD】超小型キーボードを考えてみた(後)
2009年04月07日 16:24

(前編の続き)
キーボードを小さくしようとすると、アルファベットの文字数26個のキーを用意するのが困難である。
そこでキー数を13個にして1キーに2文字を割り振ることを考えてみる。
問題はどの文字とどの文字をまとめるかである。なるべく覚えやすい組み合わせを色々と考えた結果、次のようになった。
・無声音と有声音を組にする
KSTFP : GZDVB ※6/13訂正
・母音と半母音などを組にする
I : Y、U : W
A : R[ɑːr]
E : L[el]
O : J(あまり)
IとJの組も考えたが、使用頻度の高いYを覚えやすいIに割り当てた。
・残りは適当に
N : M(両方鼻音)
H : X(Xは言語によってはHと発音が似ている)
C : Q(発音が似ていないこともない)

キーの配置はQWERTY配列を基にして、上記の組み合わせで後に示したキーを削り左に詰めた。
空き場所に、文字入力に必須のスペース、BS、Enterと矢印など特殊キーを入れ、次のようになった。
[My6] 超小型
超小型
4×7キーでアルファベットと数字、ついでに一応日本語のローマ字入力用に「-」を入力できる。
タッチタイプには無理があるが、基本はQWERTY順なので普通のキーボードに慣れた人ならキーが見つけられないということはないだろう。
数字や矢印キーを省いたりすれば3×6キーも可能だと思う。

ところで、英文中のアルファベットの出現頻度は、適当に検索して見つけたデータによると次の順である。
E A T I O S N R H L D C U | M P F G Y W B V K J X Q Z
今回のキー配列で単独キーで入力できるものを色分けしてみると、
E A T I O S N R H L D C U | M P F G Y W B V K J X Q Z
こんな具合である。
別に頻度を考慮していたわけではないのに、かなり高頻度がわに固まっている。
頻度データから計算すると、英文中の70%の文字を単独キーで入力できる。
ちなみにきちんと高頻度から順に13キーを割り当てるとこの数字は80%になる。
QWERTYに近い並びを考えなければ、Kを抜いてRを入れるとよいかもしれない。その場合Fn+C=Gにするのがよいだろう。

さて英語はいいとして、日本語を打とうとするとこの配列はかなり使いづらい。次は日本語用の配列を考えてみよう。
濁音半濁音は省略するとして、日本語入力に必要なキーは以下の通りである。
A I U E O K S T N H M Y R W
足りないキーはH,Y,R,W。不要なF,P,Cを削れば数はなんとかなりそうだが配置が問題だ。先ほどと同じようにQWERTYをベースに並べるとこうなる。
W E R T Y U I O
A S H K
N M
上の列がほとんど減っていない。
QWERTYベースを改めるのも手だが、別の方法を考えてみる。
そうすると、日本語を打つにあたってI,UとY,Wを統合してもさほど問題が起こらないことに気づく。
つまり、Y,Wの後に母音が続いた場合はY,Wと解釈し、子音が続く場合はI,Uとして解釈するのだ。昔ラテン語ではIとJ、UとVの区別が無かったが、それとちょうど同じことである。
試しに前編冒頭の1段落をI→Y、U→Wとして打ってみる。
gyzywtwno shynpode konpyw-taha kogataka shytaga, ky-bo-dono sayzwha nyngennno teno ookysany seygensarerwtame kogatakanyha gendoga arw.
kogatano konpyw-tanyha kanarazwshymo PCno yowna taswwno ky-wo towsayswrw hytwyowha nayga, swkwnakwtomo arwfabetto 26mozyha nywwryokw shytay. mata, swpe-sw, BS, ENTER oyoby yazyrwshy ky-mo hysswdarow. korewo dokomade tyysakw twmekomerwkawo kangaete myyow.
nao, bwtwrytekyna ookysaga dorekwrayny narwkawo kangaerw wede, tattytaypw kanowna habawo kyzywnto swrw.
tattytaypwno dekyrw genkayno ky-pyttyga dorekwraykaha hytonyyotte tygawto omowga, zybwnnno ayyow shyteyrw JORNADA680no ky-pytty 13.2MM, shyshagonyww shyte 13MM wo kyzywnto shyyow. yony shyhan sareteyrw yzyow korewo tattytaypw dekyrw hytoga hwtwwny yrwto kangaerarerw.
驚いたことに全く問題が起こっていない。日本語でもラテン語でも半母音と母音の区別はあまり無いようである。
もちろん問題が起こる場合も多数あり、例えば「いう」が「ゆ」、「うお」が「を」になってしまう。この辺を打てるようにするには多少ローマ字かな変換を改変する必要があるだろう。
簡単に考えてみたが、YY→I、WW→Uと扱うことにすればとりあえず打ち分けは可能になる。「っゆ」や「っを」といった促音は無いので大丈夫だ。
もっとも、「打てる」のと「実用になる」のは別の話だ。これを実際にやってみれば「いい」→「YYYY」など普段と大きく違うローマ字変換に戸惑うことは間違いないだろう。さらにキー配置まで違うのだ。
ここまで考えてはみたものの、既存の例えば携帯電話入力より使いやすい自信がない。

まあそれはそれとしてキー配置を考えてみると、最上段が2つ減ったのでうまく収まるようになった。1つ余るので小文字用にLを入れておこう。
キーの組は、清音と濁音を組にしたが、その他は特に理由づけができなかったのでQWERTY配列で近い位置にある文字を組にした。その上Vは飛んでいる。この辺は上の英字用に大きく劣る点だ。
[My7] 超小型_日本語Ver
超小型_日本語Ver

気分が乗ってきたのでおまけの3×6バージョン。
[My8]極超小型_日本語Ver
極超小型

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6/13 単純ミス訂正
×KSTFP : GZDVP → ○KSTFP : GZDVB


  • Post time : 2009年04月07日 16:24│Comments(0)
    URL欄を実験的に消してる間に廃止されてしまいました。まあいいか。
     
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