たまりば

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ウィンドシア
2009年03月24日 21:05

昨日貨物機が落ちたが、その原因は「ウィンドシア」だという。

このウィンドシアというのは何ものかというと、各社のニュースを見ると大体「急激な風の変化」とか「風向風速の急激な変化」のように説明してある。
ちょっと違和感を感じたのでWikipediaを見てみると、全く別の説明がなされている。
大気中の垂直方向または水平方向の異なる2点間で、風向や風速が劇的に異なること。
英語版でも、
Wind shear, sometimes referred to as windshear or wind gradient, is a difference in wind speed and direction over a relatively short distance in the atmosphere.
拙訳 : wind shear(風剪断)-時にwindshearやwind gradient(風勾配)とも-は、大気中の比較的短い距離における風速と風向の違いである。
と大体同じことが書いてある。
これを読む限り空間内の位置によって風向風速が異なっていることを指すようだ。自分も最初にウィンドシアという言葉を聞いたときにこちらの意味に取った。ニュースの説明は風向風速が時間的に変化しているようにしか読めない。
これはいったいどういうことだろう。
Wikipediaが間違っているのかニュースが間違っているのか。Wikipediaは決して信頼できる情報源ではないが、そもそもの語義からしてwind(風)のshear(剪断)なのだから、普通に考えてWikipediaに載っている方の意味に取るのが自然だろう。英語版のwind gradient(風勾配)もその意味に取れる。
元の意味は位置による風の違いだったのが拡張されて風の時間変化にも使われるようになったということだろうか。あるいは位置による風の違いは結果として風の時間変化を生むのでその意味で言ったのか。単純に間違えたとか、説明しづらいから語義を捻じ曲げたということも考えられる。
しばらくニュースを見続ければこの辺の説明もなされるのかなあ…。とりあえずどちらが正しいのかは知っておきたい。

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PS. 1万HIT感謝。

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3/27 誤字訂正
×windshare→○windshear

タグ :科学

  • Post time : 2009年03月24日 21:05│Comments(0)
    URL欄を実験的に消してる間に廃止されてしまいました。まあいいか。
     
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