バックスラッシュと円記号の話2014年12月20日 02:05
0x5Cはバックスラッシュですが円記号で表示されます。
まあ常識ですね。
その先の話をこまごまと。
・韓国では₩
0x5Cは日本で¥になるのと同様、韓国では₩になる。
日本語版WindowsにもBatang, Dotum, Gulim, Gungsuh, Malgun Gothicといった韓国語フォントが入っているので試せる。
なお中国ではどうやらバックスラッシュのままのようだ。
・Tahoma
Tahomaは非Unicodeの頃からWindowsのUIに使われていたフォントなので、たぶん何らかの互換性のための配慮だと思うのだが、不思議な力で特定の状況でだけ0x5Cが¥表示になる。(ならない場面も多く詳細不明)
これはコントロールパネルの「言語」ではなく、「地域」から設定できるUnicode対応でないプログラムの言語(システムロケール)によるようで、これが日本または韓国に設定されている場合、Tahomaの0x5CはTahomaにFontLinkされた最初のフォントで表示される(場合がある)。
なので、MS UIGothicのビットマップが気に入らなければメイリオにするとか、Gulimにして₩を見て楽しむとかができる。
・Word
MSOffice Wordには「バックスラッシュを円記号に変換する」設定がある。
この機能は正確には、特定のフォントで0x5Cを打ち込んだとき、見た目だけを当該フォントの0xA5「¥」で表示するものである。
表示だけの変更なので、0xA5のグリフで表示された文字をコピーすると0x5Cとしてコピーできる。
この機能の働くフォントの条件はよく分からないが、MSPゴシック・Gulim・SimSunで効かないところを見ると「漢字圏以外」といったところか。
・MacのSafari
「font-familyにMS系日本語フォントが先行して指定されている」か「HTMLドキュメントの文字コードがレガシーな日本語系文字コードである」場合に0x5Cを0xA5で表示するらしい。
参考: Mac/iOS Safariでバックスラッシュを円記号として表示する方法 - teppeis blog
・余談
なぜかWindowsのパスや正規表現のエスケープ文字としての0x5Cが0xA5で書かれているブログ記事がたまにあって不思議なのだが、何か特定のブログシステムが勝手に変換しているのではないかとにらんでいる。
まあ常識ですね。
その先の話をこまごまと。
・韓国では₩
0x5Cは日本で¥になるのと同様、韓国では₩になる。
日本語版WindowsにもBatang, Dotum, Gulim, Gungsuh, Malgun Gothicといった韓国語フォントが入っているので試せる。
なお中国ではどうやらバックスラッシュのままのようだ。
・Tahoma
Tahomaは非Unicodeの頃からWindowsのUIに使われていたフォントなので、たぶん何らかの互換性のための配慮だと思うのだが、不思議な力で特定の状況でだけ0x5Cが¥表示になる。(ならない場面も多く詳細不明)
これはコントロールパネルの「言語」ではなく、「地域」から設定できるUnicode対応でないプログラムの言語(システムロケール)によるようで、これが日本または韓国に設定されている場合、Tahomaの0x5CはTahomaにFontLinkされた最初のフォントで表示される(場合がある)。
なので、MS UIGothicのビットマップが気に入らなければメイリオにするとか、Gulimにして₩を見て楽しむとかができる。
・Word
MSOffice Wordには「バックスラッシュを円記号に変換する」設定がある。
この機能は正確には、特定のフォントで0x5Cを打ち込んだとき、見た目だけを当該フォントの0xA5「¥」で表示するものである。
表示だけの変更なので、0xA5のグリフで表示された文字をコピーすると0x5Cとしてコピーできる。
この機能の働くフォントの条件はよく分からないが、MSPゴシック・Gulim・SimSunで効かないところを見ると「漢字圏以外」といったところか。
・MacのSafari
「font-familyにMS系日本語フォントが先行して指定されている」か「HTMLドキュメントの文字コードがレガシーな日本語系文字コードである」場合に0x5Cを0xA5で表示するらしい。
参考: Mac/iOS Safariでバックスラッシュを円記号として表示する方法 - teppeis blog
・余談
なぜかWindowsのパスや正規表現のエスケープ文字としての0x5Cが0xA5で書かれているブログ記事がたまにあって不思議なのだが、何か特定のブログシステムが勝手に変換しているのではないかとにらんでいる。
Post time : 2014年12月20日 02:05│Comments(0)
│文字コード