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あんこ入りパスタライス
2010年08月27日 13:53

少々古い話で恐縮だが、某曲の空耳歌詞に「あんこ入りパスタライス」というものがある。
知らなければとりあえず検索してみてほしい。

さて、この「あんこ入りパスタライス」とはどのようなものだろうか。
一般的に、あんことパスタとライスを一緒に盛り付けたものと解釈されているようだ。
さらに、日本で「パスタ」と言えばまあ大抵はスパゲッティであり、日本で「ライス」と言えば籾や稲ではなく米飯だろう。

だが他の解釈はないだろうか。
もう一度詳しく分析してみよう。
・あんこ
これは日本語以外に考えられない。ここは特に問題ないだろう。
・入り
これもどう考えても日本語だ。
・パスタ
これはイタリア語のpastaを語源としているが、世界各国で使われている言葉だ。何語とも判断できない。
・ライス
普通に考えれば英語のriceであろうが、他にも米を「ライス」と呼ぶ言語はいくつかある。

さて、言語が変わると語順が変わる。
例えばフランス語では形容詞は後ろからかかる(後置修飾)。英語でblack catと呼ぶものはフランス語ではchat noirである。
これは「パスタライス」の解釈に影響する。パスタがライスを修飾することは考えづらいため、前置修飾の言語では「パスタライス」は「パスタとライス」と解釈せざるを得ないが、後置修飾の言語では「ライスのパスタ」という解釈が可能である。
フランス語では残念ながら「米」は「ライス」ではないが、他にいい言語がないかと探したところ、ウェールズ語が見つかった。
ウェールズ語で「米」はreis[rəis]であり、カナ表記して「ライス」になってもおかしくはない。
そしてウェールズ語は後置修飾であり、パスタはウェールズ語でもpastaである。
つまり「パスタライス」をウェールズ語で解釈すれば、「米のパスタ」という意味にとることができる。

では「米のパスタ」とは何だろう。
パスタは最近はどうもスパゲッティと同義になってしまっている気がするが、本来は小麦粉を練って作ったもの一般をさす言葉だ。
つまり米のパスタは米粉を練って作ったものだろう。
ところで米にはうるち米ともち米がある。特にどちらと指定されていないのでもち米を使ってみよう。
もち米の粉を練って作った生地にあんこを入れると何ができるか。

それは「大福」である。

タグ :言語ネタ

  • Post time : 2010年08月27日 13:53│Comments(2)
    この記事へのコメント
    俺はあんこ入りパスタライスを食べていたのか…(もぐもぐ
    Posted by まんぢう at 2010年09月01日 13:36
    姉妹品のパスタライス入りあんこもよろしく!
    Posted by いかづちSqueakいかづちSqueak at 2010年09月02日 20:27
    URL欄を実験的に消してる間に廃止されてしまいました。まあいいか。
     
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    あんこ入りパスタライス
      コメント(2)